SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様
テクニクス SL-10 修理。アームトラッキングエラー、アームアップ・ダウン機構不良、制御基板不良、MC・MM切替スイッチ接触不良などの修理を行いました。
【状態および修理内容】
- シスコン(マイコン)基板の故障のためシステム制御不能になり、操作ボタンを受け付けない状態になっていましたが、不良部品交換で改善しました。
- ターンテーブル制御基板に液漏れ腐食コンデンサが多数みつかりましたので交換しました。また、各基板の半田づけ修正も行いました。
- トーンアームのトラッキングエラーで、レコードの同じ場所を繰り返してしまう状態でしたが、駆動ベルト交換を含むアーム周りのメンテナンスで改善しました。
- アームのアップ・ダウン機構の不良で、時々アームが下がらなくなる不良がありましたが、アーム内部にあるソレノイド周辺のメンテナンス・調整を行い改善しました。
- SL-10の背面にあるMC・MM切替スイッチが接触不良で、時々音声が途切れる不良がありましたが、新品スイッチに交換して改善しました。
上記の修理・メンテナンスで、SL-10の正常動作を確認しました。
※SL-10 修理をご注文される際は、針、カートリッジは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。弊社所有の針で動作確認を行います。(電源コード、オーディオケーブル、取扱説明書などの付属品も不要です)
- TAG:テクニクス, SL-10修理
- SL-10系 プレーヤー修理
- 2022/09/02 15:00
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