真空管ラジオ修理 エントリー

SL-6 スタートボタンの反応が悪く時々針とびする修理 東京都 F様

 

Technics SL-6 修理 東京都 F様 【修理後、動作中の様子】Technics SL-6 修理 東京都 F様 【アーム周り機械部、ウォームギア等】Technics SL-6 修理 東京都 F様 【選曲センサー周り】Technics SL-6 修理 東京都 F様 【アーム周り機械部下側】Technics SL-6 修理 東京都 F様 【開閉スイッチ交換】Technics SL-6 修理 東京都 F様 【制御基板不良部品交換修理】

Technics SL-6 スタートボタンの反応が悪く、時々針とびする等の修理を行いました。また、レコード再生終了後、オートリターンしない問題や、レコードの回転数が遅い問題がありましたので調整しました。 


【状態および修理内容】


  • SL-6は別の場所にある選曲センサーとトーンアームを同時に動かす構造で、機械部の動きが悪くなると、針とびしやすくなります。
    先ずは劣化したグリスを除去して、新しくグリスアップしました。(半透明のグリスを使用しているため、写真では分かりにくいと思いますが、ムラ無くグリスアップしております。)
  • ゴムベルトが掛かるプーリーが汚れている状態で、ベルトがスリップしやすいため、プーリーの汚れを除去しました。
  • 選曲センサーの受光部に、ほこりが溜まっていましたので、清掃しました。
  • 選曲センサーとトーンアームを駆動するためのゴムベルトが劣化して、スリップしやすい状態でしたので、新しいベルトに交換しました。
  • 写真に全て写っていませんが、アーム周りのガイドやレールも清掃してグリスアップしました。SL-6はこの周辺のグリスがだいぶ硬化していることが多くあります。
  • スタートボタンを分解整備して、接触不良を改善しました。また、アッパーキャビネットの開閉センサー(スイッチ)が破損していましたので交換しました。新品部品は入手不能なため、他のSL-6から取り外した部品を使用して修理しました。
  • システム制御基板のコンデンサから液漏れが見られるため、漏れ出た電解液をアルコールで拭き取り、新しいコンデンサに交換しました。
  • レコードの再生開始位置が少し内側へ進み過ぎている状態でしたので、外側方向へ調整しました。
  • レコードの回転数(速度)が少し遅い状態でしたので、正常な回転数に調整しました。

上記の修理・メンテナンスで、SL-6の正常動作を確認しました。

※SL-6の修理をご注文される際、針とターンテーブル上のゴムマットは、お手元に保管をお勧めしております。
また、電源コード、音声コード、取扱説明書なども不要でございます。

SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様

SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【修理後、W様オーディオルームの写真】SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【アーム駆動ギア周りの整備】SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【アーム駆動用モーターの整備】SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【アームコード周りの整備】SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【制御基板の液漏れ不良コンデンサの交換】SL-10 レコードの同じ個所を繰り返す故障の修理 三重県 W様 【操作ボタンの接触不良改善】

テクニクス SL-10 レコード再生中に針が先へ進まず、レコードの同じ箇所を繰り返す故障と、操作ボタンを受け付けない時がある故障の修理を行いました。


【状態および修理内容】


  • アーム駆動用ギアの汚れ(劣化したグリス等)を除去しました。また、ゴムベルトが掛かる金色のプーリーの表面に、汚れが固着していましたので、表面を磨き汚れを除去しました。
  • 各部をグリスアップしました。なお、弊社で使用するグリスは、半透明のタイプですので、写真ではわかりにくいと思いますが、全体に塗布しております。
  • トーンアーム駆動用のモーターシャフトに、専用オイルを注油しました。油を浸透させてから、しばらくの間、モーターを単体で回転させて、スムーズに回転する状態を確認しました。また、ゴムベルトが掛かる金色のプーリーに頑固な汚れが付着しており、ベルトがスリップしやすい状態でしたので、表面を磨いて汚れを除去しました。
  • アーム駆動用ゴムベルトが経年劣化により、硬化してスリップしやすい状態でしたため、新しいベルトに交換しました。
  • アームから繋がるコードが、スムーズに収納できないと、アーム移動の妨げになり、動作が不安定になる事があるため、劣化したグリスを除去して、新しくグリスアップしました。
  • アームガイドレールを取り外して清掃しました。清掃後グリスアップしました。
  • 制御基板上のコンデンサから液漏れして、緑色に腐食が見られますので、不良コンデンサを交換しました。液漏れした部品は使用できません。深刻な故障に繋がりますため、直ちに交換が必要です。
  • 写真を掲載しておりませんが、システムコントロール基板(マイコン基板)に半田付けのクラックが見られるため、半田を修正しました。
  • 各操作ボタンのスイッチが接触不良で、押しても動作しない事がありました。同じ高さのスイッチが入手困難のため、既存スイッチを分解整備して、接触不良を改善しました。全ての接点を磨きますので、新品スイッチに交換する作業よりも手間がかかります。

上記の修理・メンテナンスで、SL-10の正常動作を確認しました。
尚、素敵なオーディオルームの写真は、W様より提供いただきました画像です。

※SL-10の修理をご注文される際は、針、カートリッジは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。
また、取扱説明書や資料などは不要でございます。

Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様

Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【修理・納品後、お客様よりいただきました写真です】Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【操作ボタン 分解整備】Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【ウォームギア、プーリー周りの整備後】Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【アーム駆動モーター整備後】Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【アームコード収納部 整備後】Technics SL-10 操作ボタン修理など 千葉県 M様 【ターンテーブル制御基板 修理】

Technics SL-10 修理 スタートボタンを押しても演奏開始しない時があったり、レコード再生中に針が先へ進まなくなり、レコードの同じ場所を繰り返すなどの故障の修理を行いました。 


【状態および修理内容】


  • START ボタンや、STOP ボタン等のスイッチが接触不良で、ボタン操作を受け付けない時がある状態を確認しました。
    同じ高さのスイッチが入手不能なため、既存スイッチを分解して、接点を磨き、接触不良を改善しました。その他、接触不良が見られるスイッチも同様に整備しました。
  • トーンアームを駆動する機械部の動きが悪くなっていました。機械部全体を整備する事で、スムーズに動くようになりました。
  • トーンアーム駆動モーターが、やや回転しにくい状態でしたが、モーターにオイルを注油して、しばらくの間、モーターを単体で強制的に回転させて、スムーズに回転する状態を確認しました。
    また、駆動ベルト交換と、モータープーリーの清掃を行いました。
  • アームから繋がるコードが、スムーズに収納できないと、アーム移動の妨げになり、動作が不安定になる事があるため、固くなっていた古いグリスを除去して、新しくグリスアップしました。
  • システムコントロール(マイコン)基板とターンテーブル制御基板、MCアンプのコンデンサから液漏れが見られるため、アルコールで清掃して、新しいコンデンサに交換しました。
  • 各基板の半田づけにクラックが見られるため、半田づけを修正しました。

上記の修理・メンテナンスで、SL-10の正常動作を確認しました。
尚、SL-10と管球式アンプの写真は、M様より提供いただきました画像です。

※SL-10の修理をご注文される際は、針、カートリッジは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。
なお、MM型カートリッジをお使いの場合は、「交換針」の部分だけを取り除いて、お送りいただくかたちをお勧めいたします。

テクニクス SL-15 修理 三重県 I様

テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【シスコン基板の不良部品交換、半田づけ修正】テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【ターンテーブル制御基板の不良部品交換】テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【ターンテーブル制御基板の液漏れ腐食コンデンサ交換】テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【操作ボタンの分解整備】テクニクス SL-15 修理 三重県 I様 【ターンテーブルシャフト・軸受け注油】

テクニクス SL-15 修理。レコードを再生すると、途中で再生を終了してしまう故障の修理。
システム制御系統の修理・整備を行い改善しました。また、操作ボタンを押しても動作しない事がありましたので、操作ボタンの分解整備を行いました。

テクニクス SL-15は、1981年(昭和56年)頃に発売されたターンテーブルで、プログラム選曲機能を初搭載したフルオートプレーヤーです。

SL-10とスタイルが似ていますが、シャーシ、アーム、ターンテーブル周りなどの基本的なもの以外はSL-15専用品です。SL-15はMCアンプ非搭載で、カートリッジは、EPC-P205Cmk3(MM型)が付属いたします。


【状態および修理内容】


  • システム制御系統の不良により、動作が不安定な状態になっていました。システムコントロール基板のコンデンサから液漏れ腐食が見られるため交換しました。
  • システムコントロール基板の半田づけクラックが多数見られましたので、大部分の半田を修正しました。
  • ミューティング解除のタイミングが早く、針がレコード盤の上に乗る前にミュートが解除されてしまう状態でしたので、ミュート時間を少し延長するようにしました。
  • ターンテーブル制御基板にもシステムコントロールの一部があり、液漏れしているコンデンサが複数見つかりましたので交換しました。
  • 液漏れしていたところは、全てアルコールで清掃しました。
  • 操作ボタン(スタート・ストップ、アーム送り・早送り、アーム戻し・早戻し、リピート)を受け付けない時があり、不安定な状態でした。同じ厚みのスイッチが入手不能なため、既存スイッチを分解整備して改善しました。
  • ターンテーブシャフトが回転するとき、少し摩擦を感じるため、シャフトと軸受けに専用オイルを注油して、スムーズに回転する状態を確認しました。
  • トーンアームの動作が少し不安定でしたので、新しい駆動ベルトに交換しました。

上記の修理・メンテナンスで、テクニクス SL-15の正常動作を確認しました。

※SL-15 修理をご注文される際は、針・カートリッジは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。弊社所有の針で動作確認を行います。(電源コード、オーディオケーブル、取扱説明書などの付属品も不要でございます)

SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様

SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【修理後、動作中の様子】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【ウォームギア、プーリー周辺のメンテナンス後】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【アーム駆動モーター清掃・注油】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【アームコード収納部メンテナンス後】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【トーンアーム分解整備】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【ベルト交換、アーム周り全体メンテナンス後】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【システム制御基板修理】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【ターンテーブル制御基板修理】SL-10 修理 トラッキングエラーの改善など 神奈川県 S様 【MC・MM切替スイッチ交換】

テクニクス SL-10 修理。アームトラッキングエラー、アームアップ・ダウン機構不良、制御基板不良、MC・MM切替スイッチ接触不良などの修理を行いました。


【状態および修理内容】


  •  シスコン(マイコン)基板の故障のためシステム制御不能になり、操作ボタンを受け付けない状態になっていましたが、不良部品交換で改善しました。
  • ターンテーブル制御基板に液漏れ腐食コンデンサが多数みつかりましたので交換しました。また、各基板の半田づけ修正も行いました。
  • トーンアームのトラッキングエラーで、レコードの同じ場所を繰り返してしまう状態でしたが、駆動ベルト交換を含むアーム周りのメンテナンスで改善しました。
  • アームのアップ・ダウン機構の不良で、時々アームが下がらなくなる不良がありましたが、アーム内部にあるソレノイド周辺のメンテナンス・調整を行い改善しました。
  • SL-10の背面にあるMC・MM切替スイッチが接触不良で、時々音声が途切れる不良がありましたが、新品スイッチに交換して改善しました。

上記の修理・メンテナンスで、SL-10の正常動作を確認しました。

※SL-10 修理をご注文される際は、針、カートリッジは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。弊社所有の針で動作確認を行います。(電源コード、オーディオケーブル、取扱説明書などの付属品も不要です)

SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様

SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【修理後、動作中の様子】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アームユニットの脱落】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アーム吊り下げ部品の破損】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アーム吊り下げ部品の修理】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【選曲センサー周りのメンテナンス】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【ウォームギア周りのメンテナンス】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アーム駆動モーターのメンテナンス】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アームコード収納部、アームガイド等のメンテナンス】SL-QL15 修理 テクニクス レコードプレーヤー 東京都 A様 【アーム周り全体のメンテナンス後】

テクニクス SL-QL15 修理。通電するものの、スタートボタンを押しても動かない故障の修理。
アームユニットが脱落している不良の修理と、アーム周りの機械部がスムーズに動かない状態を改善しました。

テクニクス SL-QL15は、1983年(昭和58年)に発売され、クォーツロック・ダイレクトドライブのターンテーブルに選曲機能を搭載したモデルで、テクニクスのリニアトラッキング方式の集大成と言える高機能プレーヤーです。幅43cmの樹脂キャビネットを採用した軽量化モデルです。


【状態および修理内容】


  • トーンアームを吊り下げている部分が割れて、アームユニットが脱落している状態でした。
    軽量化したリニアトラッキング方式のアーム吊り下げ部分は樹脂製で、近年お預かりするプレーヤーのほとんどは、この吊り下げ部分にヒビ割れが見られます。純正部品は製造終了のため、写真の通り接着して修理を行います。
  • トーンアームガイドレールや選曲センサー周りを清掃・グリスアップを行いました。
  • ウォームギアの清掃・グリスアップと金属プーリーの清掃を行いました。
  • アーム駆動モーターのプーリー清掃後、モーターシャフトから注油を行い、モーター単体でスムーズに回転する状態を確認しました。
  • アームが水平移動するためのガイド周辺や、アームから繋がるコードの収納部などのグリスを除去して、新たにグリスアップしました。
  • アーム駆動用ゴムベルトが経年劣化で変形・硬化してスリップしやすい状態でしたので、新しいベルトに交換しました。

上記の修理・メンテナンスで、SL-QL15の正常動作を確認しました。

SL-QL15の動作確認は、弊社所有の針を使用して行いますので、お客様の針は、お客様のお手元に保管をお願いいたします。輸送中に針折れのリスクがありますので、針は取り外してお送りください。

テクニクス SL-6 修理 長野県 T様

テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【操作ボタンの脱着】テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【操作ボタンの分解整備】テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【操作ボタン修理後の状態】テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【針圧調整後の状態】テクニクス SL-6 修理 長野県 T様 【回転速度の調整】

テクニクス SL-6 スタートボタンを押してもターンテーブルやアームが動かない故障の修理。

まずはセンサー類を疑いましたが、SL-6の内部を調査した結果、 ボタン操作を受け付けない状態である事が分かりました。同じサイズのスイッチが入手不能のため、既存スイッチを分解整備するかたちで修理しました。

テクニクス SL-6は、1982年(昭和57年)頃に発売されたリニアトラッキング方式のレコードプレーヤーで、CDのようにボタン操作で、10曲までのプログラム選曲ができる機能が特徴です。


【状態および修理内容】


  • スタートボタンの不良ですが、ボタンの形はそれぞれでも、プログラムボタンを含め、内部のスイッチは全て共通部品です。中には動作するスイッチもあれば、時々動作するスイッチもあり、経年劣化の状態は似ておりますので、全てのスイッチを分解整備しました。その後、正常に動作する事を確認しました。
  • スイッチの分解整備は、電極側とバネ側の接点を磨いてから、接点保護のため、接点グリスを塗布しております。
  • 針圧が軽くレコードをトレースしない状態でしたが、規定値に調整した結果、正常にトレースするようになりました。
  • ターンテーブルの回転数が遅い状態でしたが、調整により適切な回転数になり、安定している状態を確認しました。(ストロボスコープの写真は調整作業中の様子です)
    尚、SL-6はFGサーボ方式ですため、周囲の温度や、部品の劣化など、環境により回転数にズレが生じる場合があります。しかしながら、回転数が正確なクォーツ方式でも、回転制御に揺れが発生する場合があり、必ずクォーツ方式が良いとは言えないと思います。
  • SL-6の特徴である選曲位置の微調整を行い、弊社のレコードで正常動作を確認しました。
    大変便利な機能ですが、レコードの状態によりましては、正しく選曲できない場合があるようです。新しいセンサーは入手困難ですため、既存センサーを使用して、調整の範囲内での整備になります。

以上の修理で、テクニクス SL-6の正常動作を確認しました。

※SL-6の動作確認は、弊社の針を使用します。お客様の針は、お客様の手元に保管をお願いしております。

SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様

SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【修理後、動作中の様子】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【ウォームギアの周辺清掃・グリスアップ】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【アーム駆動モーターのプーリー清掃後・注油】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【アームコード収納部とレールの清掃・グリスアップ】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【アーム周りのメンテナンス、ベルト交換後】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【シスコン基板の修理、半田修正】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【アッパーキャビネット内側パネルのヒビ割れ補修】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【フォノケーブル交換前と交換後】SL-QL1 フォノケーブル交換 アーム周りメンテナンス 神奈川県 I様 【フォノケーブル交換後のプレーヤー背面】

テクニクス SL-QL1 アーム動作不良の改善、フォノケーブル交換、不良コンデンサ交換、内側パネルヒビ割れ補修などの修理。

主な修理は、レコードの再生中にアームが先へ進まない事がある不良と、フォノケーブルの接触不良の改善です。加えて液漏れコンデンサの交換など修理を行いました。


【状態および修理内容】


  • アーム周りギア類のメンテナンスを行いました。古く硬くなったグリスを除去して、グリスアップしました。
  • アーム駆動用モーターに注油後、プーリーの清掃を行いました。
  • アームから繋がるコードの収納部を清掃して、グリスアップして、スムーズに動く事を確認しました。
  • アーム駆動用ゴムベルトが硬化して滑りやすい状態でしたので、新しいベルトに交換しました。
  • アームレールを清掃して、グリスアップしました。
  • ターンテーブル制御基板のコンデンサから液漏して、腐食が見られるため、漏れ出た液をアルコールで清掃してから、新しいコンデンサに交換しました。
  • アッパーキャビネット(ダストカバー)内側の黒いパネルにヒビ割れが見られます。このパネルにヒビ割れがあるSL-QL1は、ほぼ同じ場所に割れがあります。パネル内側から接着して、目立たないように補修しました。
    また、少し柔軟性があり、割れにくい素材に変更されているSL-QL1もございます。
  • 音声出力のRCAピンプラグに接触不良がありました。お客様のご希望により、フォノケーブルを含めて交換しました。(純正同等品のフォノケールに交換)

上記の修理・メンテナンスで、SL-QL1の正常動作を確認しました。

SL-QL1の動作確認は、弊社所有の針と、弊社所有のターンテーブルで行う事ができます。
お客様の針とターンテーブルは、お客様のお手元に保管をお勧めしております。
輸送中にターンテーブルが外れる場合がありますので、ターンテーブルを取り外してお送りいただくと安全です。

SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様

SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【修理後、レコード再生中の様子】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【ウォームギア周り清掃・グリスアップ】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【アーム駆動モーターのメンテナンス】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【アームコード収納部周辺のメンテナンス】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【アーム駆動部メンテナンス後、駆動ベルト交換】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【制御基板の半田づけ修正】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【制御基板修理パターン面】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【制御基板の液漏れコンデンサ交換】SL-7 リニアトラッキングアーム修理 千葉県 M様 【制御基板全体の液俺コンデンサ交換】

レコードの演奏を開始しても、SL-7のリニアトラッキングアームが全く動かない故障の修理。

SL-7(初期型)の内部をお調べした結果、アーム駆動ベルトの性質が変化して、プーリーに溶着している状態で、アームモーターの回転を止めていました。また、周辺のグリスもだいぶ硬くなっていましたが、アーム機械部全体のメンテナンスを行い、改善しました。


【状態および修理内容】


  • ギアに塗られているグリスが硬くなり、動きが重くなっていたため、周辺の劣化グリス除去してから、ナイロンプーリーも清掃しました。
  • アーム駆動用のゴムベルトが変質して溶け出し、アームモーターのプーリーに溶着して、モーターがロックされた状態でした。変質したゴムベルトを撤去して、プーリーに溶け出したゴムも取り除き、清掃しました。
  • 変質したアーム駆動ベルトは新品交換しました。
  • 長期間アームモーターが停止している状態であったと推測されます。
    そのためモーターが回転しにくい状態でしたが、注油してから強制回転させて、スムースに回転するようになった事を確認しました。
  • アームコードの収納部のグリスも乾燥して硬くなっていましたので、古いグリスを除去してグリスアップしました。
  • アームレールも清掃して、グリスアップしました。スムースにアームが動く事を確認しました。
  • アームの位置を示すLED周りを清掃しました。
  • 制御基板の半田づけ不良が多数見つかりましたので、修正しました。
  • 制御基板の部品から、液漏れで腐食しているものが多数見られますので、漏れ出た液をアルコールで拭き取り、不良部品を交換しました。

上記の修理・メンテナンスで、SL-7の正常動作を確認しました。
蓄音機修理ドットコムでは、お客様が望まない過剰整備は行いません。

※SL-7の動作確認は、弊社の針を使用します。お客様の針は、お客様のお手元に保管をお願いしております。

テクニクス SL-5 修理 音がでない故障 大阪府 K様

テクニクス SL-5 修理 音がでない故障 大阪府 K様 【修理後、動作中の状態】テクニクス SL-5 修理 音がでない故障 大阪府 K様 【ミューティング回路の修理】テクニクス SL-5 修理 音がでない故障 大阪府 K様 【レコード盤サイズ検出部の調整】

テクニクス SL-5 レコードを再生しても音がでない故障の修理。

SL-5の状態を調査した結果、針が盤に乗った時の雑音をカットするためのミューティングが、解除されない故障である事が分かりました。不良部品を交換して、ミュートのオン・オフの制御(解除)が復旧しました。

テクニクス SL-5は、1981年(昭和56年)に発売。ダイレクトドライブ、FGサーボDCモーター、リニアトラッキング方式のフルオートプレーヤーです。


【状態および修理内容】


  • 音声信号コードや端子に断線や接触不良がない事を確認。
  • システムコントロール(マイコン)やドライブトランジスタが正常であること確認。
  • ドライブトランジスタ周辺のコンデンサが絶縁不良になり、リレーが制御できなくなり、ミュートが効いたままで固定され、音がでない状態になっていた事が分かりました。部品を交換して正常動作を確認しました。
  • SL-5を購入されてから、レコード盤のサイズが検出できない問題があると伺いまして、サイズ検出部の微調整を行いました。結果、正常動作を確認しました。
  • その他、回転数微調整などを行いました。

上記の修理で、テクニクス SL-5の正常動作を確認しました。

※SL-5の動作確認は、弊社の針(カートリッジ)を使用します。お客様の針(カートリッジ)は、お客様にて保管をお願いしております。

Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様

Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様 【修理後、動作中の様子】Technics SL-7 リニアトラッキングの修理 【ウォームギア・プーリー清掃、モーター周り腐食の除去】Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様 【アーム駆動モーターのメンテナンス】Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様 【アームから繋がるコード収納部のメンテナンス】Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様 【アーム周りのメンテナンス】Technics SL-7 修理 リニアトラッキング 埼玉県 O様 【アーム周辺メカニカル部の修理完了】

Technics SL-7 リニアトラッキング アームの動きが遅くなる等アームの動作に関する不具合の修理。

内部を調査したところ、湿度が高めの環境にあった事が推測され、腐食(錆び)やゴムの劣化、グリスの劣化が目立つ状態で、メカニカル部の動作が不安定になっていたものと思われます。


【状態および修理内容】


  • 金属製ウォームギア腐食除去、周辺の劣化グリス除去、ナイロンプーリー清掃、アームモーター取付金具の腐食除去を行いました。
  • アーム駆動モーターのプーリーに汚れが多く、ベルトが滑りやすい状態でしたので清掃しました。モーターのオイル切れが原因で、動きが遅くなるケースも多いため、この機会に注油して、モーター単体で軽く回転することを確認しました。
  • アームから繋がるコードの収納部のグリスも、経年劣化で硬くなっていましたので、全て除去してから、新しくグリスアップしました(半透明のグリスを使用)。
  • アームレールは取り外して清掃し、薄くグリスアップしております。
  • アーム周辺の汚れが目立つ状態でしたので、取り外して清掃しました。
  • アーム駆動ゴムベルトの硬化が進んでおり、滑りやすい状態でしたため、新品交換しました。

上記の修理で、Technics SL-7の正常動作を確認しました。
蓄音機修理ドットコムでは、お客様が望まない修理や、過剰な修理は行いません。

※SL-7の動作確認は、弊社の針(カートリッジ)を使用します。お客様の針は、お客様にて保管をお願いしております。

SL-10 MCアンプ修理 アーム動作不良修理 大阪府 H様

テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【修理後 正常動作している様子】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【MCアンプ部の電解コンデンサから液漏れして、基板まで腐食が進行した状態】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【ターンテーブル制御基板の液漏れコンデンサ交換・清掃、MCアンプ修理】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【ターンテーブル制御基板の拡大画像、液漏れコンデンサの交換】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【アーム制御、シスコン基板の液漏れコンデンサ交換・清掃】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【アーム動作不良修理、ウォームギア・プーリー清掃】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【アーム駆動モーターのメンテナンス】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【アームコード収納部メンテナンス】テクニクス SL-10 MCアンプ修理 大阪府 H様 【アーム周りのメンテナンス完了、アーム駆動ベルト交換】

テクニクス SL-10 MCアンプの音がでない故障の修理と、電解コンデンサからの液漏れによるプリント基板の腐食対策、トーンアームが先へ進まない不良などの修理を行いました。

具体的にはMC/MM切替スイッチをMC側にすると音がでなくなり、MM側にすると、カートリッジから正常にダイレクト出力される状態です。

MCアンプ部を含め、電解コンデンサの経年劣化で液漏れして、プリント基板の腐食が始まり、パターンの一部が溶け始めている状態でした。


【状態および修理内容】


  • 液漏れしたコンデンサを取外し、基板に流れ出た電解液をアルコールで清掃(腐食によりパターンの一部が欠損していましたが、断線前に発見できました)
  • 液漏れコンデンサを全て新品交換しました。
  • MCアンプ電源部、定電圧回路の半導体に故障が見つかり相当品に交換、周辺の電解コンデンサも液漏れがあり交換(MCアンプ内のコンデンサも複数液漏れがみつかりました)MCアンプ正常動作を確認しました。
  • アームの動作などシステムをコントロールするマイコン基板にも液漏れコンデンサが見つかり、全て交換しました。
  • リニアトラッキングのアームを駆動するギア類の劣化したグリス(硬化)を拭き取り清掃しました。
  • ゴムベルトがかかる金属プーリーも、汚れがあるとスリップの原因になるため清掃しました。
  • オイル切れでアーム駆動モーターの動きが重くなるSL-10系をよく見かけますので、アーム周りのメンテナンスを行う際、モーターに注油を行います(モーター単体で回転テストを行い、軽く回転する事を確認いたします)。
  • アームから繋がるコードがスムーズに収納できないと、アームの動きを妨げる原因になるため、劣化したグリスを清掃して、新しくグリスアップいたします。
  • アーム駆動ベルトが経年劣化で硬化・変形して、滑りやすくなっていましたので、新品ベルトに交換しました。

以上の修理を行い、SL-10の正常動作を確認しました。

※SL-10 修理をご注文される際は、針、カートリッジは、お客様のお手元にて保管をお願いしております。弊社所有のものを使用して動作確認を行います。(電源コード、オーディオコードも不要です)

テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様

テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【ウォームギア、プーリー清掃後・グリスアップ】テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【アーム駆動モーターのメンテナンス】テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【アーム周辺のメンテナンス前の状態】テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【アーム周辺のメンテナンス後、レール、ブラケットなどの清掃・グリスアップ後】テクニクス SL-J33R 修理 埼玉県 A様 【アームから繋がるコードの収納部、清掃・グリスアップ、ベルト交換】

テクニクス SL-J33R 修理。リニアトラッキングのアームが進まなくなる(戻らなくなる)故障の修理とメンテナンスを行いました。

SL-J33Rは、1986年(昭和61年)頃に発売されたダイレクト選曲が可能なクォーツ D.D.ターンテーブルです。ダイレクト選曲とは、光センサーを使用して自動選曲する機能で、アナログレコードをCDプレーヤーのような感覚で操作できます。更に8曲のランダム再生も可能で、大変便利なプレーヤーです。ダイレクト選曲機能付きのSL-6、SL-Q6の後継機種に当たります。


【状態および修理内容】


  • アームを動かすためのウォームギア周辺のグリスが劣化して、硬化が見られるため、清掃して新しいグリスを塗布しました。
  • アーム駆動モーターのオイル切れで、回転音が大きくなっていましたが、注油して改善しました。また、ベルトが掛かるプーリーが汚れていて、スリップしやすい状態でしたので清掃しました。
  • アーム周辺のレールに塗られているグリスが、とても硬くなっており、アームの動作を妨げていました。劣化したグリスは、アルコールで拭くだけでは落とす事ができないほど、硬い状態でした。
  • 上記アーム周辺のレール、ブラケット等を清掃し、新しいグリスを塗布して、アームがスムーズに動くようになりました。
  • アームから繋がるコードの収納部分に、劣化したグリスが大量にあり、一部がキャビネットの外へも流出していましたので、除去して新しいグリスを薄く塗布しました。
  • アームモーターに掛かるベルトも硬化していたため、新品ベルトに交換しました。

上記の修理で、テクニクス SL-J33Rの正常動作を確認しました。

※SL-J33Rの動作確認は、弊社の針(カートリッジ)と、電源コードを使用いたします。お客様の針とACコードは、お客様にて保管をお願い致します。

SL-7 テクニクス ターンテーブル修理 千葉県 S様

SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【修理後、レコード再生中の様子】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【ミューティング動作不良の修理】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【シスコン基板の修理、半田づけ修正】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【アーム周りメカニカル部分のメンテナンス】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【アームモーターのメンテナンス】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【アームから繋がるコード収納部のメンテナンス】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【アーム周り全体メンテナンス後(ベルト交換)】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【アームの引っかかり改善】SL-7 修理 テクニクス ターンテーブル 千葉県 S様 【T4Pカートリッジの差込口の接触不良の接点補修】

テクニクス SL-7 ターンテーブルの修理。音が出ない、アームが先へ進まない(不安定)等の故障の修理、メンテナンスを行いました。

SL-7には前期型と後期型が存在しており、シスコン基板が異なります。このSL-7は後期型で、電解コンデンサの液漏れも少ない状態で、よくある音声コード(ピンプラグ)の接触不良も無い状態でした。


【状態および修理内容】


  • 音声がでない故障は、トランジスタの不良で、ミューティングが制御不能になっている事が分かりました。この修理の機会に、ミューティングリレーも密閉型の高性能タイプに交換しました。
  • メイン基板の電解コンデンサから液漏れして、リード線が緑色に腐食しているものが見つかりましたので、交換しました。液漏れを放置すると、プリントパターンにも腐食が広がり、断線するリスクがあります。
  • トーンアームの動きが不安定で、アーム駆動ベルトが滑りぎみの状態でしたので、お客様とご相談の結果、アーム周りのメンテナンスも行うことになりました。
  • ウォームギアの清掃・グリスアップ、アームモーターのプーリー清掃・注油、ゴムベルトの交換を行いました。
  • アームが途中で、コードのガードに引っかかる状態でしたので、上から8枚目の写真の通り改善しました。
  • アームの先にある、T4P規格カートリッジの差込口の右チェンネルのマイナス側に接触不良が見られるため、補修で改善しました。

上記の修理で、テクニクス SL-7の正常動作を確認しました。

※SL-7の動作確認は、弊社の針(カートリッジ)を使用します。お客様の針は、お客様にて保管をお願いしております。

SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様

SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【修理後、再生中の様子】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【アームモーターのメンテナンス】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【ウォームギア・プーリーのメンテナンス】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【アーム周りのメンテナンス】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【アーム周り全体 メンテナンス完了の様子】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【シスコン基板の液漏れコンデンサ交換】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【ミューティング リレー交換】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【シスコン基板全体 修理後の様子】SL-QL1 アーム動作不良 リレー交換などの修理 宮崎県 T様 【RCAピンプラグ交換】

テクニクス SL-QL1 アーム動作不良、リレー交換、ピンプラグ交換、電解コンデンサ交換などの修理。

レコードの再生中、音飛びを繰り返す(アームが先へ進まない)故障の修理を行いました。
加えてミューティングリレー(針がレコード盤に乗った時のブツッ音をカットする部品)不良、音声コードのピンプラグの接触不良、システムコントロール基板の部品に劣化(液漏れ)が見られるため、それら全てを新品部品に交換しました。 


【状態および修理内容】


  • アームモーターのメンテナンス(清掃・注油)
  • アーム駆動部の硬化した古いグリスを除去
  • アーム駆動ベルト交換
  • システムコントロール基板の液漏れコンデンサの交換(複数箇所)
  • ミューティングリレー交換(密閉型の耐久性が高いリレーに交換)
  • 音声コードのピンプラグに少々接触不良がありました。以前から接触不良がある状態と伺いましたので、ノイズに強いメタルケースで、金メッキ仕様のRCAピンプラグに交換しました。

以上の修理を行い、SL-QL1の正常動作を確認しました。

  • 修理をご注文の際、付属品(針、カートリッジ、EPアダプター等)は、お客様の手元で保管をお願い致します。
  • SL-QL1の場合は、ターンテーブルも不要です。

弊社所有のSL-QL1のターンテーブルや針で動作を確認します。
輸送中のトラブルを最小限に抑えるために、ご協力をお願い申し上げます。

SL-10 アームの糸交換などの修理 埼玉県 S様

テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【糸の張り替え交換前と後】テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【ウォームギア、プーリー清掃前と後】テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【アーム駆動モーター清掃と注油】テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【アーム周辺の清掃とグリスアップ】テクニクス SL-10 アーム駆動糸交換 修理 埼玉県 S様 【ターンテーブルモーター制御基板の修理】

テクニクス SL-10 アーム駆動用の糸の交換(張り替え)などの修理。
アームが動かない故障で、内部を確認したところ、アームを動かすための糸が破損している事が分かりましたので、新しい糸に交換します。糸交換の際、ウォームギア周辺の脱着も伴いますので、古くなったグリスや汚れも清掃しました。併せて、ゴムベルトの交換と、アーム駆動モーターのメンテナンスも行いました。


【状態および修理内容】


  • アーム駆動ギア類の清掃、金属プーリー清掃
  • アーム駆動用の糸の交換
  • ギア類グリスアップ
  • アーム駆動モーターのプーリー清掃、モーターシャフトから注油
  • アーム駆動用のゴムベルト交換
  • アームから繋がるコードの収納部の清掃とグリスアップ
  • シスコン基板の液漏れコンデンサ交換
  • ターンテーブルモーター制御基板の液漏れコンデンサ交換

以上の修理で、SL-10の正常動作を確認しました。

テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様

テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【アーム駆動モーター清掃・注油】テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【ウォームギア清掃・グリスアップ後】テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【アーム周り清掃・グリスアップ】テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【シスコン基板拡大、液漏れコンデンサ交換】テクニクス SL-7 修理 レコードプレーヤー 東京都 T様 【シスコン基板全体、液漏れコンデンサ交換】

テクニクス SL-7 リニアトラッキング方式のターンテーブルの修理。アームが全く動かなくなった故障の修理とメンテナンスを行いました。

1981年(昭和56年) 頃に発売されたクォーツ D.D.ターンテーブルで、先に発売されたSL-10の姉妹機と言われていますが、内部はSL-QL1をジャケットサイズ化して、ディスクスタビライザーを追加したレコードプレーヤーです。


【状態および修理内容】


  • トーンアーム駆動モーターのシャフトが固着して、回転しない状態でしたが、シャフトから注油して改善しました。しばらくの間、外部電源で通電し、モーター単体で回転テストを行い、軽く回転するようになりました。
    同時にベルトが掛かるプーリーも清掃しました。
  • トーンアーム駆動モーターの動力を伝えるウォームギア周辺のグリスが硬くなっていましたので、清掃後グリスアップして、硬化したゴムベルトを交換しました。これにより軽く動くようになりました。
  • アーム周辺部では、アームから繋がるコードの引き込みがスムーズに行えるよう、古く硬くなったグリスを清掃し、新たにグリスアップしました。また、周辺も清掃しました。
  • シスコン基板の電解コンデンサが経年劣化により液漏れし、緑色に腐食していました。液漏れした部品は継続使用できませんので、新品に交換します。同じような不良が複数みつかりましたので、全て交換しました

上記の修理で、テクニクス SL-7は正常動作するようになりました。

※レコードプレーヤーの動作確認は、弊社の針(カートリッジ)を使用します。お客様の針は、お客様にて保管をお願いしております。

SL-DL1 修理 テクニクス ターンテーブル 東京都 T様

テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【アーム駆動部のメンテナンス前とメンテナンス後】テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【アーム駆動用ウォームギア周り清掃前と清掃後】テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【アーム駆動モーターのメンテナンス前と後】テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【アーム駆動用ゴムベルトの交換】テクニクス SL-DL1 修理 東京都 T様 【リニアトラッキングアーム周辺の修理完了後の状態】

テクニクス SL-DL1 リニアトラッキング方式のターンテーブルの修理。
リニアトラッキングのアームが動かなくなった故障の修理とメンテナンスを行いました。

1981年(昭和56年)に発売されたターンテーブルで、テクニクスのリニアトラッキング方式のラインナップでは普及型で、B.F.Gサーボ方式を採用したプレーヤーです。システムコントロールは上位機種と同様、シンプルな操作でレコードの演奏を楽しむ事ができます。


【状態および修理内容】


  • 経年劣化により、トーンアーム駆動ベルトがプーリーに張り付き、固着した状態で動かなくなっていました
  • 固着したゴムベルトを取り除き、プーリーとウォームギアの清掃
  • アーム駆動モーターのプーリーを清掃し、モーターのシャフトから注油して、モーター単体で滑らかに回転する事を確認
  • 経年劣化したベルトは変形し、固くなっていましたので、新品ベルトに交換
  • アーム周辺の清掃・グリスアップ
  • 制御基板の部品に異常は見つかりませんでした

以上の修理・メンテナンスで、SL-DL1の正常動作を確認しました。

SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換などの修理 東京都 O様

SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【修理後、動作中の様子】SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【スイッチ交換前と交換後の状態】SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【レコード盤サイズ検出不良の修理】SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【ターンテーブルのモーター制御基板の不良コンデンサ交換】SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【モーター制御基板の不良コンデンサが6カ所見つかり、全て交換しました】SL-10 アッパーキャビネット開閉スイッチ交換等の修理 東京 O様 【シスコン基板にも不良コンデンサが見つかり、3カ所交換しました】

SL-10のアッパーキャビネットの開閉状態を検出するスイッチ交換などの修理。
蓄音機修理ドットコムでは、SL-10を多数修理していますので、ここではSL-10のプレーヤー紹介を省略いたします。

故障内容は、通電するがレコードを再生できない状態。


【状態および修理内容】


  • アッパーキャビネットの開閉状態を検出するスイッチのシャフトに折れが見つかり代用品のスイッチに交換
  • レコード盤サイズを正確に検出できない故障が見つかり、光センサ周辺を修理
  • フォノモーター基板に液漏れしたコンデンサが6カ所見つかりました。液漏れ部品は使用できないため、全て交換しました
  • アームの制御などを行うシスコン基板にも液漏れしたコンデンサが3カ所見つかりましたので、全て交換しました

既にアーム駆動ベルト交換などのメカ類は、メンテナンス済の様子でしたため、上記の電気的な修理のみを行い、SL-10の正常動作を確認しました。

※動作確認は、弊社所有の針(カートリッジ)を使用しております。
※お客様の針は、お客様で保管をお願い致します。

SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様

SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【修理後の状態】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【フォノモーター基板 コンデンサ液漏れ修理前】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【フォノモーター基板 コンデンサ液漏れ修理後】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【MCアンプ修理】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【システムコントロール基板修理】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【MC/MM切れ変えスイッチ接触不良のため交換】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【トーンアーム周りメンテナンス、ベルト交換】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【アーム駆動モーターの清掃と注油】SL-10 MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理 東京都 H様 【修理後に通電テストを行いました】

テクニクス SL-10 基板の部品交換および、MC/MM切り替えスイッチ交換などの修理。
約40年前に発売されたテクニクスのレコードプレーヤーですが、今でも多くのお客様より修理のご注文をいただいております。

電源が入らない状態でした。内部を調査した結果、多数の電解コンデンサが液漏れ不良の状態で、絶縁不良や容量抜けの問題がありました。また、MC/MM切り替えスイッチの接触不良で、音声が途切れる問題がありましたので、MC切り替えスイッチも交換しました。


【状態および修理内容】


  • ターンテーブル基板の不良コンデンサ11個交換
  • トーンアーム側にあるシステムコントロール基板の不良コンデンサ3個交換
  • MC/MM切り替えスイッチが接触不良のため交換
  • アーム駆動ゴムベルト交換
  • アーム機械部の清掃・グリスアップ・注油
  • アーム駆動モーターのプーリー清掃、シャフトに注油

上記の修理で、SL-10は正常動作するようになりました。尚、リニアトラッキングのアームの動作に問題は見つかりませんでしたが、お客様のご要望により、アーム周りのメンテナンスも行いました。

SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様

SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【修理完了後、動作中の様子】SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【アーム駆動モーター清掃・注油・補修後】SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【アーム駆動用ウォームギアとプーリーの清掃】SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【アーム駆動用ベルト交換とウォームギアのグリスアップ後】SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【シスコン基板のコンデンサから液漏れのため交換】SL-10 ターンテーブル修理 福井県 A様 【トーンアーム周り清掃・注油・グリスアップ後】

テクニクス SL-10 ターンテーブル修理。
1979年(昭和54年)に発売されたレコードジャケットサイズのターンテーブル。コンパクトな本体ですが、しっかりとした作りで、現在でも人気のターンテーブルです。蓄音機修理ドットコムでも修理実績が多数ございます。

レコードをかけようとしても、アームが進まないという故障で、修理のご注文をいただきました。


【状態および修理内容】


  • アーム駆動モーターの補修
  • アーム駆動ウォームギア清掃後グリスアップとプーリーの清掃
  • アーム駆動ベルト交換
  • アーム始点位置調整
  • リニアトラッキングメカ清掃・注油・グリスアップ
  • シスコン基板部品交換

上記の修理、メンテナンスを行った結果、正常動作するようになりました。

ナショナル SL-10 ターンテーブル修理 大阪府 H様.

ナショナル SL-10 ターンテーブル修理 【修復後、動作中の様子】ナショナル SL-10 ターンテーブル修理 【修理前、ターンテーブルモーター基板の電解コンデンサが液漏れ】ナショナル SL-10 ターンテーブル修理 【液漏れ又は液漏れ寸前の電解コンデンサを新品交換】

ナショナル(現・パナソニック)SL-10 ターンテーブルの修理。
1979年に発売されたリニアトラッキング方式のターンテーブル。

通電しなくなった故障の修理を行いました。


【状態および修理内容】


  • ヒューズ切れ
  • ターンテーブルモーター基板、モータードライバー部の電解コンデンサが複数(液漏れ)不良で交換
  • ターンテーブルモーター基板、モーターコントロール部の電解コンデンサが複数(液漏れ)不良で交換

上記コンデンサは、他のSL-10でも不良が目立つ部品で、過去にショートモードで故障していたものがありましたので、近い将来不良になる可能性があると思われる電解コンデンサも交換しました。

液漏れしていた場所は、プリントパターンが腐食するため、アルコールで基板を清掃してから交換しております。

回転数(45回転/33回転/オート)正常、アームの動作正常、ランプ切れ無し、音声出力正常を確認しました。

松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様

松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【修復後、動作中の様子】松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【アーム始点位置検出スイッチ部 修復】松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【トーンアームのマウント不良を修復】松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【アームモーター修復、ベルト交換、断線修復】松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【ウォームギア清掃・グリスアップ、プーリー清掃】松下電器 SL-10 修復 山梨県 K様 【ターンテーブル モーター基板 電解コンデンサ 4カ所 液漏れのため交換】

松下電器(現・パナソニック)SL-10 レコードプレーヤーの修復。

昭和54年発売。リニアトラッキング方式を採用したレコードプレーヤーで、蓄音機修理ドットコムでも多数の修理実績がございます。

このSL-10を詳しく調査したところ、部品の経年劣化による自然故障とは別に、過去の修理・改造が原因とみられる問題が存在していることが分かり、それらを修復しました。


【状態および修理内容】


  • レコードの再生を終えてトーンアームが始点に戻っても、更に戻り続けようとする不良の修復
    搭載しているトーンアームユニットに対して、ガイドレールの厚みが分厚く、動きが非常に鈍くなっていた。
    厚みが合わない事でアームユニットが傾き、ストップスイッチが押せない状態となり、プレーヤーの電源ON時には、常にアームを戻そうとする動作を続けていた。
    研磨してサイズを合わせることで、動きがスムーズになり、ストップスイッチとの位置関係が合うように修復。アームが定位置に戻れば、モーターが停止するようになった。
  • アームモーターが回転しなくなっていた問題を修復。
    上記の不良により、モーターに大きな負担が掛かったものと推測できますが、注油してしばらくの間、単体で動作させることでスムーズに回転するようになりました。
  • アームモーターの動力を伝えるためのベルト交換、そのベルトが掛かるプーリー(2点)の清掃。
  • 過去に修理したアームモーター下側の配線(ターンテーブル側と上蓋側の結線)断線のため再修理。
  • トーンアームを動かすためのウォームギアの清掃、後にグリスアップ。
  • ターンテーブルモータードライバーIC近くの電解コンデンサが液漏れ腐食のため交換。
  • ターンテーブルモーター制御IC近くの電解コンデンサが液漏れ腐食のため交換。
  • その他、ネジの緩みが多数あり、増し締めをしました。

タクト ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 神奈川県 T様

タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【修理後、動作中の様子】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【フォノモーターボード取付けビス、ネジ山つぶれビス撤去・交換・補修】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【フォノモーターがオイル切れで動きが悪くなっていましたが、注油して改善しました】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【プーリー清掃、アイドラーシャフト清掃後にグリスアップ】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【アイドラーの清掃後、表面を極わずか研磨して滑りを改善】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【ターンテーブルのシャフトと軸受けを清掃後、グリスアップ】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【アイドラーとプーリーの位置ズレを修正して、回転トルク不足を改善しました】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【フォノアンプのノイズ対策と音質調整を行いました】タクト(Takt)ステレオ 真空管レコードプレーヤー修理 【アウトプットトランスの接続が、片チャンネル位相反転していたので、正相に直しました】

Takt STEREO ポータブル ステレオ レコードプレーヤーの修理。
1960年代にタクト(兼松家電販売)から発売された真空管のステレオ レコードプレーヤーです。
使用真空管:60FX5(x2)

主な修理内容は、ターンテーブルの回転速度が遅い不良、ステレオ音声が音像低位しない問題などがありましたので修理いたします。また、お客様のご要望で、高域をソフトにするための音質改善も行います。

尚、フォノモーターボードの取付けビスのネジ頭がつぶれており、ドライバーで取外す事ができない状態のため、ビスの強制撤去後、ネジ穴の補修作業を行い、新しいビスに交換します。


【状態および修理内容】


  • 内部の修理を行うため、フォノモーターボードを外す必要がありますが、ネジの頭がつぶれているので、ネジ頭を強制撤去して取り除き、モーターボードを取り外しました。
    キャビネット側のネジ穴をパテ埋め補修して、新品ネジ・ローゼットワッシャーに交換。
    (ネジ・ワッシャーは4カ所全て新品交換)小さいビスのため、作業に多くの時間が掛かりました。
  • フォノモーターのシャフトと軸受けがオイル切れで、モーターの動きが悪く(重く)なっていましたが、注油してスムーズに回転するようになりました。
  • アイドラーのスリップ防止のため、プーリーを清掃しました。
  • アイドラーの動きを良くするため、アイドラーシャフトを清掃して、グリスアップしました。
  • アイドラー(ゴム)スリップ防止のため清掃後、表面を極わずか研磨しました。
  • 回転摩擦を軽減するため、ターンテーブルシャフトと軸受けを清掃して、グリスアップしました。
  • アイドラーとプーリーの位置(高さ)がズレていて、接地面積が少ない状態になっていました。
    スリップや偏摩耗防止のため、位置ズレを直しました。
  • 真空管アンプ部、アースラインが、右チャンネル・左チャンネル同じ回路(ツインモノ)になるように変更し、ノイズ対策をしました。
  • お客様のご要望により、低域と高域のバランスを調整しました。高域は少しソフトにしました。
  • ステレオスピーカーの音像定位に問題があり、内部調査したところ、右チャネルのアウトプットトランスの配線が、後から逆相接続した形跡があったため、正相配線に直しました。
    これにより違和感がなくなり、逆相で打ち消されていた低音域や、ボーカルはセンターに聞こえるようになりました。

60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM 修理 神奈川県 S様

部品取りレコードプレーヤーのプーリーと交換します 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】レコードプレーヤーから取外したプーリーの清掃と比較画像 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】プーリー交換前の状態 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】50Hzプーリーに交換した状態 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】フォノモーターの配線も60Hz用から50Hz用に変更します 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】50Hz地域用に改造後、ストロボスコープで回転数の精度を確認します 【60Hzレコードプレーヤーを50Hzに改造 COLUMBIA 2190RM  修理 神奈川県 S様】

コロンビア(Columbia)ポータブル電蓄 2190RM(IC)60Hzレコードプレーヤーを50Hz地域用に改造。

フォノモーターにインダクションモーターを使用したターンテーブルのため、60Hz地域用のレコードプレーヤーを50Hz地域で使用すると、回転が少し遅くなります。

今回は、60Hz仕様のレコードプレーヤーを50Hz仕様に改造します。改造はプーリーの交換と、モーターコイルの接続を変更します。プーリーは50Hz地域用の2190RMを探して、それから部品取りする方法が簡単です。鈑金加工して製作する方法もありますが、コストが掛かります。

コロンビア 2190RMは、昭和58年頃にマイナーチェンジして、フォノモーターがDC化され、周波数フリーになりました。


【状態および修理内容】


  • 部品取りするためのレコードプレーヤー(50Hz仕様のColombia 2190RM)を入手してプーリーを確保します
  • 部品取りしたプーリーをクリーニングして交換します
    回転して振動する部分ですため、ネジが緩まないように、ネジロック材でも固定します
  • モーターコイルの配線を、60Hzから50Hzに変更します

既に整備済のColombia 2190RMですので、他の修理・整備の必要はなく、完成しました。

※プーリー交換は、一部の機種での実績しかありません。部品取りできるレコードプレーヤーが入手困難な場合は、お引き受けしておりません。

The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様

修理後、動作中の様子 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】修理後、速度調整・SP盤再生テストを行い、正常動作を確認しました 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】サウンドボックスは綺麗な状態でした 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】かみ合わなかったクランクハンドルでも、ゼンマイを巻く事ができるように鈑金加工しました 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】鈑金加工後、着脱式クランクハンドルが使えるようになりました 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】スプリングモーターを清掃して、古いグリスを取り除きました 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】スプリングモーターを清掃して、古いグリスを取り除き、グリスアップ・注油します【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】スプリングモーターのマウント・ゴムダンパーが潰れていたので交換。続けてマウント位置調整を行いました 【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】木製キャビネットのモーターボード取付けしろに割れがあったので補修しました【The ALBA GRAMOPHONE 蓄音機 修理 千葉県 A様】

The ALBA GRAMOPHONE フロアー型(キャビネット)蓄音機の修理。19世紀前半の蓄音機と推測。

主な修理は、クランクハンドルが合わなくて、ゼンマイを巻くことができない問題の解決です。

蓄音機の内部を調査した結果、スプリングモーターのマウント用ゴムダンパーが劣化して潰れ、クランクハンドルを差し込むシャフトの位置が合わない不良がありました。
その他、大きな問題はみあたらず、スプリングモーターの清掃・クリスアップ・注油などの整備。
木製キャビネットのモーターボード取付けしろに割れがあったため補修しました。


【状態および修理内容】


  • クランク軸シャフト鈑金加工して、お預かりしたクランクハンドルを使用できるように改造
  • スプリングモーター清掃、グリスアップ、注油
  • スプリングモーターマウント ゴムダンパー交換
    マウント位置調整を行い、クランクハンドルがスムーズに取付けられるようにしました
  • 木製キャビネットのモーター(ターンテーブル)ボード取付けしろに割れがあったため接着補修
  • 78回転の回転数を微調整
    微量製ダイヤルの位置を表示版と合うように調整しました

ただ今、新規の蓄音機修理の受付を中止しておりますが、既にお引き受けした修理は、順番に作業しております。しばらくお待ち下さいませ。

コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様

修理後、動作中の様子 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】フォノモーターを吊り下げるネジが外れ、モーターが傾いていた 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】フォノモーターが傾いて、速度調整円盤が周囲に接触していたのを修理 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】フォノモーターが正常な位置にマウントされ、速度調整円盤が機能するようになりました 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】フォノモーター軸受けとシャフトに注油、ターンテーブル軸受けなどにグリスアップ 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】アンプ基板の劣化コンデンサを交換して、リップルノイズが殆ど聞こえなくなりました 【コロンビア 2190RM ポータブル電蓄 修理 神奈川県 S様】

Columbia コロムビア ポータブル電蓄 2190RM(IC) レコードプレーヤーの修理。
昭和48年~昭和58年頃に発売されたレコードプレーヤーで、フォノモーターにインダクションモーターを使用したターンテーブルです。

主な修理内容は、異音が発生してターンテーブルが正常に回転しない故障修理と、アンプ基板修理、レコード針交換(取付け)などです。


【状態および修理内容】


  • フォノモーターのマウントが外れていたので修理
    ねじで固定した後、ねじロック材で接着、周辺ねじ緩み確認、増し締め
  • 速度調整円盤が周囲に接触して、異音が出ていましたが、正しい位置に修正しました
  • フォノモーター軸受けとシャフトに注油、ターンテーブル軸受けグリスアップ、回転数切り替えツマミ等清掃・グリスアップ
  • プーリー清掃、アイドラー清掃
  • フォノアンプ基板の経年劣化したコンデンサ交換
    リップルノイズ(電源ハム)は、殆ど聞こえなくなりました
  • 電源コード収納ボックス(背面)取付け部分の割れ修理
    金属版で補強・接着・ねじ交換
  • 針交換(交換針:コロンピア用 DTS-5)

ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様

Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【SL-10 修理後、稼働中の様子】Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【アーム駆動メカの清掃前、モーターを取外した状態】Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【アーム駆動メカの清掃後の状態】Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【アーム駆動メカの清掃・修理・ベルト交換前】Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【アーム駆動モーターの清掃・注油・調整】Technics ターンテーブル SL-10 修理 滋賀県 M様 【アーム駆動メカの清掃後、グリスアップ、モーター取付け、ベルト交換後】

Technics(テクニクス)SL-10 リニアトラッキング方式のターンテーブルの修理。
1979年(昭和54年)に発売されたジャケットサイズのリニアトラッキング クォーツ D.D.プレーヤーです。

リニアトラッキング方式のトーンアームが動かなくなった故障の修理・メンテナンスのご注文をいただきました。


【状態および修理内容】


  • トーンアーム駆動用モーターシャフトへの注油、金属プーリー清掃、ゴムベルト交換
  • 金属製プーリー清掃、ナイロン製ウォームギア清掃・グリスアップ
  • トーンアームシャフト清掃・注油

トーンアーム駆動モーターがやや重くなっていたので、注油して調整を行いました。また、各部の古いグリスもやや硬くなり、全体的に稼働部分が重くなっていましたので、清掃して注油・グリスアップ、ゴムベルト新品交換を行い、正常動作するようになりました。

SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様

SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【修理後、動作中の様子】SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【アーム駆動ベルト交換前、ベルトに亀裂が見られる】SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【アーム駆動メカ 清掃前 モーターを取外した状態】SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【アーム駆動モーター周辺 清掃前と清掃後】SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【アーム駆動モーターのプーリー清掃、シャフトへの注油】SL-QL1 修理 Technics レコードプレーヤー 埼玉県 H様 【アーム駆動メカ 清掃後 グリスアップ、モーター取付、ベルト交換を行いメンテナンス後の状態】

Technics(テクニクス)SL-QL1 リニアトラッキング方式のレコードプレーヤー修理。
1980年(昭和55年)頃に発売されたリニアトラッキング方式のPLLクォーツ D.D.レコードプレーヤーです。

リニアトラッキング方式トーンアームの動作不良の修理・メンテナンスのご注文をいただきました。


【状態および修理内容】


  • トーンアーム駆動用のゴムベルトが経年劣化で硬化して、亀裂やひび割れが見られる状態でした
  • トーンアーム駆動用モーターのシャフトへの注油、金属プーリー清掃、ゴムベルト交換
  • 金属製プーリー清掃、ナイロン製ウォームギア清掃・グリスアップ

このSL-QL1に装備されていたレコード針は、カンチレバーが曲がっており、レコード再生不能な状態でしたが、針交換を含まない修理をご希望いただきましたため、針はそのままの状態で返送いたします。

蓄音機修理ドットコムが所有するレコード針を使用して、正常動作の確認を行いました。


1981年(昭和56年)には「SL-QL1」の姉妹機種で「SL-DL1」が発売されました。
SL-DL1ではPLLクォーツが廃止されましたが、リニアトラッキングのアームは SL-QL1と同等ですので、同様の修理が可能です。

テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様

テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【修理後、動作中の様子】テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【修理前の状態】テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【清掃・グリスアップ・注油・ベルト交換・センサ調整後の状態】テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【プーリー、ギア清掃前の様子】テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【プーリー、ギア清掃後の様子】テクニクス SL-QL1 ターンテーブル修理 神奈川県 H様 【アーム駆動モータープーリー清掃後・シャフトへの注油】

テクニクス(Technics)ターンテーブル SL-QL1修理。1980年頃に発売されたリニアトラッキング方式のPLLクォーツ D.D.ターンテーブル。SL-QL1は、横幅43cmのフルコンポサイズのレコードプレーヤーです。

レコード再生中、リニアトラッキングのアームが先へ進まなくなり、同じ場所を繰り返してしまう故障の修理・補修を行いました。


【状態および修理内容】


  • リニアトラッキング メカ部の古いグリスや油の拭き取り清掃後、グリスアップ・オイル注油
  • トーンアーム駆動モーターのシャフトへの注油、プーリー清掃、ベルト交換
    (あまり張りすぎないベルトを装着した方が結果がよく、少し緩めで太いベルトを使用しました)
  • トーンアーム内、トラッキングセンサーの分解清掃・調整

テクニクスのターンテーブル SL-QL1は、SL-10同様のT4P規格のトーンアームを搭載しており、リニアトラッキング トンアームの構造も概ねSL-10と同様のスタイルでしたため、同じ要領で修理・補修を行う事ができました。

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