テクニクス SL-5 修理 音がでない故障 大阪府 K様
テクニクス SL-5 レコードを再生しても音がでない故障の修理。
SL-5の状態を調査した結果、針が盤に乗った時の雑音をカットするためのミューティングが、解除されない故障である事が分かりました。不良部品を交換して、ミュートのオン・オフの制御(解除)が復旧しました。
テクニクス SL-5は、1981年(昭和56年)に発売。ダイレクトドライブ、FGサーボDCモーター、リニアトラッキング方式のフルオートプレーヤーです。
【状態および修理内容】
- 音声信号コードや端子に断線や接触不良がない事を確認。
- システムコントロール(マイコン)やドライブトランジスタが正常であること確認。
- ドライブトランジスタ周辺のコンデンサが絶縁不良になり、リレーが制御できなくなり、ミュートが効いたままで固定され、音がでない状態になっていた事が分かりました。部品を交換して正常動作を確認しました。
- SL-5を購入されてから、レコード盤のサイズが検出できない問題があると伺いまして、サイズ検出部の微調整を行いました。結果、正常動作を確認しました。
- その他、回転数微調整などを行いました。
上記の修理で、テクニクス SL-5の正常動作を確認しました。
※SL-5の動作確認は、弊社の針(カートリッジ)を使用します。お客様の針(カートリッジ)は、お客様にて保管をお願いしております。
- TAG:テクニクス, SL-5
- SL-10系 プレーヤー修理
- 2021/02/02 18:00
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